車を購入する際、どんな基準で選ぶかは非常に重要です。多くの人は、購入時のコストや性能に注目しがちですが、将来車を売る時(いわゆる「リセールバリュー」)を考慮することも大切です。車を長期間持ち続けるとしても、売却時の価値を意識した購入をすることで、結果的にお得になる可能性があります。今回は、リセールバリューを高めるために、車を購入する際の基準を数字を交えて紹介します。
1. リセールバリューとは?
リセールバリューとは、購入した車を売却する際にどれだけの価格が残るかを示す指標です。新車を購入した場合、平均的に車の価値は購入から**3年で50~60%**に下がると言われています。しかし、車種や条件によっては、より高いリセールバリューを保つ車もあります。
2. 人気のある車種を選ぶ
リセールバリューに最も影響を与える要因の一つは、車種の人気度です。人気のある車種は、中古車市場でも需要が高いため、値崩れが少ない傾向にあります。
軽自動車やコンパクトカー
軽自動車やコンパクトカーは、日本国内で特に需要が高く、リセールバリューも高い傾向にあります。例えば、トヨタのアクアやホンダのN-BOXは、3年経っても購入価格の**65~70%**の価値を保つことが多いです。
SUV
SUVは近年人気が高まっており、特にトヨタのランドクルーザーや日産のエクストレイルは、リセールバリューが非常に高い車種として知られています。SUVの中には、70%以上のリセールバリューを持つものもあります。
3. 燃費の良さを重視する
車を売る際に注目されるもう一つのポイントは、燃費性能です。燃費の良い車はランニングコストが低いため、購入者にとって魅力的です。特にハイブリッド車や電気自動車(EV)は、燃費性能が高いため、中古車市場でも人気があります。
ハイブリッド車
トヨタのプリウスは、購入から**3年で約65%**のリセールバリューを維持することが多く、燃費の良さが評価されています。
電気自動車(EV)
EVのリセールバリューはモデルによって異なりますが、近年の環境意識の高まりにより、リセールバリューが上昇しているモデルもあります。
4. カラーの選択
意外に見落とされがちなのが、車のカラーです。派手な色よりも、無難な色がリセールバリューに影響します。特に白、黒、シルバーは、中古市場で人気があり、他の色に比べて**10~15%**ほどリセールバリューが高くなることがあります。
白・黒・シルバー
これらのカラーは、年間販売台数の**約60%**を占めており、特にビジネスやファミリー層に人気です。
赤や青などの派手な色:一部のスポーツカーや特定の高級車を除き、派手な色は中古市場での需要が少なくなる傾向があります。
5. 走行距離
車を売却する際、走行距離も大きくリセールバリューに影響します。走行距離が短いほど、車の価値は高くなる傾向にあります。日本国内の一般的な目安として、年間の平均走行距離は約10,000kmとされています。
50,000km以内の車
5年後に売却する際、走行距離が50,000km以内の車は、リセールバリューが高くなる可能性があります。
100,000km以上の車
100,000kmを超えると、車の価値は大幅に下がり、中古市場での評価が厳しくなります。多くの場合、リセールバリューは40%以下まで落ち込むことがあります。
6. メンテナンスと記録の保持
車のメンテナンス履歴も、売却時に重要な要素です。定期的に点検を受け、整備記録をしっかりと保持している車は、買い手にとって安心材料となります。
点検記録がある場合
点検記録が残っている車は、リセールバリューが**5~10%**ほど高くなることが一般的です。
定期点検未実施の車
逆に、定期点検が行われていない車は、トラブルリスクが高いと見なされ、売却価格が下がることがあります。
まとめ
車を購入する際には、将来のリセールバリューを考慮することが重要です。人気のある車種、燃費の良さ、無難なカラー、短い走行距離、そして定期的なメンテナンスを行うことで、売却時に高い価値を保つことができます。特に、購入から3~5年以内に売却する場合、これらのポイントを押さえておくと、車の価値が大幅に下がることを避けることができます
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