中古車を購入する際、最初に注目するのは購入価格ですが、それだけでは車の維持に必要な全コストを把握することはできません。実際には、購入後にも税金、保険、車検、メンテナンスなどの「隠れたコスト」がかかります。この記事では、これら見落としがちな費用について数字を交えながら解説し、予算計画の重要性を強調します。

1. 自動車税と重量税

中古車を購入した後、毎年かかる自動車税や車検時に必要な重量税は、見落とされがちなコストです。

自動車税: 車の排気量によって税額が異なります。例えば、排気量1,500ccの車の場合、年間34,500円の自動車税がかかります。排気量が大きくなるほど税金も増え、2,500ccでは45,000円、3,000ccでは51,000円 となります。

重量税: 車両重量に基づく税金で、軽自動車は年間6,600円、普通車の場合は重量に応じて年間12,300円〜16,400円ほどかかります。特に重量が1,500kg以上の車は高額になるため、注意が必要です。

2. 保険料

中古車購入後には、自賠責保険と任意保険が必要です。特に任意保険は、運転者の年齢や車種によって金額が大きく異なります。

自賠責保険: 車検時に強制加入する保険で、普通車は24ヶ月で21,550円、軽自動車は19,730円となっています。

任意保険: 年齢や無事故割引の有無で金額が変わりますが、年間40,000円〜100,000円程度が相場です。特にスポーツカーや高性能車は保険料が高くなることが多いため、購入前に見積もりを取っておくことが大切です。

3. 車検費用

中古車の場合、次の車検が近い場合が多く、その費用を見越しておく必要があります。車検費用は、普通車で平均約100,000円〜150,000円、軽自動車では50,000円〜80,000円が一般的です。

内訳

車検基本料
重量税や自賠責保険料
整備費用や部品交換費用
古い車や走行距離が多い車の場合、整備費用が高くなることがあり、部品交換を含めると30,000円〜50,000円以上の追加費用が発生することもあります。

4. メンテナンスコスト

中古車は購入後にメンテナンスが必要になる可能性が高く、これも隠れたコストの一つです。特にエンジンオイル交換やブレーキパッド交換などの定期メンテナンスは避けられません。

エンジンオイル交換: 3,000〜5,000kmごとに必要で、1回あたり5,000円〜10,000円かかります。
タイヤ交換: 中古車のタイヤは購入時にすでに摩耗していることが多く、4本交換する場合は40,000円〜80,000円が目安です。
バッテリー交換: 中古車はバッテリーの寿命が近いことがあり、交換には10,000円〜20,000円程度がかかります。

5. その他のコスト

中古車には、その他にも予算に組み込んでおくべきコストが存在します。

燃費: 燃費の悪い車はガソリン代が高くつきます。例えば、燃費がリッター10kmの車とリッター15kmの車では、年間走行距離が1万kmの場合、ガソリン代に約20,000円〜30,000円の差が出ます。

駐車場代: 都市部では駐車場代も大きな負担となります。例えば、那覇市の中心部では月々10,000円〜15,000円が相場です。

まとめ

中古車の購入には、表面的な価格以上に隠れたコストが多くかかります。税金や保険料、車検費用、メンテナンスコストなどを考慮し、総合的な予算計画を立てることが重要です。これらの隠れた費用をしっかりと見積もり、計画的な購入を心がけましょう。

nexus U-Car｜沖縄の中古車探しは全軽自動車撥水ボディガラスコーティングサービスのネクサスユーカーへ

所在地　 : 〒901-0306 沖縄県糸満市西崎町3-7-7
連絡先　 : 098-994-5000
営業時間 : 9:30 〜 18:30
休日　　 : 土日/祝日