田舎と都市部では車選びの基準がまるで違う
都市部とちがって田舎では、車は“生活の足”そのもの。通勤、買い出し、病院、子どもの送迎…すべてが車移動前提です。公共交通機関が1時間に1本あるかどうかのエリアも多く、車がなければ日常生活すらままなりません。
「燃費がいいからコンパクトカー」ではなく、「農道でUターンできるか」「雨でもぬかるまないか」「壊れたときどこで修理できるか」といった基準で選ぶことが多いです。
田舎暮らしに向いている中古車の条件とは
田舎に住むなら、以下のポイントをチェックしましょう。
・最低地上高が高い車(悪路・農道でも下をこすらない)
・雪や泥にも対応できる4WD仕様
・トランクが広く、荷物がしっかり積める
・修理や部品交換がしやすい国産メーカー
・年式が古くても耐久性のあるモデル
・燃費とタンク容量のバランスが良い
具体的には、スズキ・ジムニー、ホンダ・N-VAN、トヨタ・プロボックスなどは中古市場でも人気です。軽トラも根強い支持があり、仕事でも日常でも活躍しています。
維持費と燃費、気になるコスト面は?
総務省統計局の家計調査によると、地方における自動車関連支出は月平均約20,000円(※自動車ローン除く)とされており、都市部の1.7倍以上です。だからこそ「安いだけ」の中古車を選ぶのは危険。
・車両価格:50万円でも維持費で年20万以上かかるケースあり
・タイヤ交換:オールシーズンタイヤは1本約10,000円〜
・車検整備:地方では整備工場との付き合いも重要
・燃費:実走で15km/Lを切ると月のガソリン代に直結
このように、「中古車=節約」ではなく「生活にフィットした賢い投資」と考えるのが現実的です。
田舎に強い“中古車選び”で後悔しないために
中古車購入時、見た目や価格の安さだけに目を奪われると、田舎の生活で痛い目をみます。たとえば、車高が低すぎて畑道に入れない、坂道発進でタイヤが空回りする、遠出のたびにガソリンスタンドを探してヒヤヒヤするなど。
それを避けるには、
・自分が通る道の環境(舗装状況や坂道)を思い出す
・家族構成や荷物量に応じて車内の広さを見積もる
・整備できる工場が近くにあるか調べる
この3つをベースに選び直すことをおすすめします。
「自分に合う」中古車は、地域と暮らし方で変わる
中古車選びで失敗しない最大のポイントは、「自分の生活環境にどれだけ合っているか」を見極めること。地方に住んでいるからこそ、スペックよりも“実用性”がモノをいいます。
自戒も込めて言いますが、昔の私は「燃費だけ」で選んで後悔しました。今ならはっきり言えます。田舎暮らしでは「燃費よりも走破性」「見た目よりも使い勝手」です。
もしこれから中古車を探すなら、安さよりも「あなたの暮らしにフィットするか?」を軸に考えてみてください。その選択が、数年後の“快適な田舎生活”を大きく左右します。
nexus U-Car|沖縄の中古車探しは全軽自動車撥水ボディガラスコーティングサービスのネクサスユーカーへ
所在地 : 〒901-0306 沖縄県糸満市西崎町3-7-7
連絡先 : 098-994-5000
営業時間 : 9:30 〜 18:30
休日 : 土日/祝日