～今日も査定の現場から～

「最近、新車って高くないですか？」

いや、これは本当に最近の口癖になりそうです。
なんでもかんでも値上がりのこのご時世、うちの近所のそば屋の天ぷらそばも気づけば950円。え？こないだまで780円だったでしょ？っていう。

そんな感じで、新車の価格も密かにグイグイ上がっているんです。
「軽で200万オーバーは当たり前！」って、もはや“軽”の意味って何？って話。

中古車の買取がアツくなる現場

さてさて、そんな“新車高騰時代”が続く中で、我々の現場にも影響が出ています。
それがね、中古車の買取が増えてるんです。

たとえば、先週のこと。
50代のご夫婦が、ホンダのフィットで来店。ちょっと黄ばんだナンバープレートに、子どものステッカーが貼ってあって、「あぁ、家族でいっぱい思い出を作ったんだろうな」としみじみ思ってたんですが…

奥さま：「ねぇ、新車見に行ったけど、あまりの高さに心が折れたわよ」
ご主人：「営業マンも“今は高いですからね～”って開き直ってたしな」

…とのこと。

それで、「だったら、状態いい今のうちに手放して、次は中古車でいいのない？」という流れに。
結局、そのフィットは状態も良くて高めの査定がついて、ご夫婦には“次の家族車探し”の資金ができたと喜んでいただけました。

中古車＝妥協ではない時代に

ひと昔前は、「中古でいい」って言い方をよくしてましたけど、今や「中古がいい」に変わりつつあります。

新車が300万オーバーなんてザラな時代に、走行3万km・5年落ちで150万円の中古があれば…「そっちでいいや」ってなりますよね。
私だって、休みの日に冷房効かない軽トラで子ども送迎してる身ですから…価格には敏感です（笑）

買取の現場から見える“ちょっと先の未来”
新車価格の上昇って、実は中古車の買取額にも影響してます。
「新車買えないなら今の車、ちゃんと乗り続けるか」って人が増えれば、中古車が市場に出回りにくくなる。
結果、状態の良い中古車は買取価格が上がるんです。

つまり、今あなたが乗ってる車、ちょっと高く売れるかもしれませんよ？

最後にひと言

「新車、高いな…」と感じたら、まずは今の愛車がいくらになるか、見てみてください。
お昼ご飯を1,000円以下で済ませる工夫より、クルマの見直しの方が、よっぽど家計に優しいかもしれません。

それでは、明日も査定がんばります！
（今夜はカレーの予感。冷蔵庫にじゃがいも3個…ギリいける！）

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