「パパ、この車、絶対高いやつでしょ?」
昨日、小1の息子を連れて査定に行ったときのこと。
お客様のご自宅にお伺いし、軽バンの査定を終えた後、敷地の隅に置かれていた1台の車を見て、うちの坊やがそう言ったんです。
その車というのが、ピッカピカの黒のセダン。
ホイールはピカピカ、ボディはツヤッツヤ、窓ガラスには雨一滴ついていない。
そりゃ子どもでも「高そう」と思うわな、と私も内心納得。
でも、ここからが面白いんですよ。
キラキラ≠高査定?
「いや〜これは見た目でだまされるパターンだな」と思いながら、念のためその車のオーナーさんに聞いてみたんです。
「こちらの車も、もし手放すご予定あれば査定いたしますよ〜」と。
すると…
「えぇ〜あれ?あれはね、もう乗ってないんです。10年前に買ったレクサスで、いろいろいじってますけど、走行距離18万キロ超えてるし、今は週1回エンジンかけるくらいですね。」
ときた。
なるほど。見た目はまるでショールーム車両。でも中身は年季の入ったベテラン。
つまり、“美魔女カー”です(笑)
査定額を聞いて息子、沈黙。
で、いざ査定。
査定ソフトを使って、傷・走行距離・車検残・年式などをポチポチと入力。
表示された金額は……
13万円。
た、高そうって言ってたあの顔はどこへ。
息子、黙って車を見つめるだけ。完全に“価格の壁”にぶち当たった感じでした。
子どもが学んだ「車の価値」の話
帰り道、助手席の息子がボソッと言いました。
「ピカピカでも安いことあるんだね…なんか、がっかりだね」
でも私は言いました。
「いや、がっかりじゃなくて、勉強になったさ。車ってね、“今どれだけ走れるか”が一番大事なんだよ。外だけキレイでも、エンジンや足まわりが元気じゃないとダメなんだ」
すると息子、「ふーん…でもさ、パパの車、外も中もボロいけど、いくらくらいなの?」
ぐぅの音も出ませんでした。
最後にひとこと
中古車の価値って、本当に奥が深いです。
見た目のキレイさよりも、年式や走行距離、メンテ履歴がものを言う。
でもそれを知らずに、「高そう!」って思ってしまう気持ちも、また人間味があっていいですよね。
査定って、数字だけじゃない。
そこにある“ストーリー”まで見ていきたい。そんな一日でした。
さ、今日も査定いってきます。
(ちなみにパパの車は、たぶん5万円…たぶんね)
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