沖縄の中古車市場には、全国と同じ人気車種はもちろんありますが、独特の気候・地形・ライフスタイルが影響し、「売りにくい」と感じる車種も存在します。営業マンの目線で実際に売り込みに苦戦したリアルな事例を交えながら、なぜ敬遠されがちなのか、購入を検討する際に抑えておきたいポイントを解説します。
1. 重心が高いSUV・クロスオーバー系
売りにくい理由
沖縄では道路幅が狭い住宅街や急な坂道も多く、さらに強い南西風が吹く地域もあります。重心が高いSUVやクロスオーバーは安定感に不安があると敬遠されがちです。
狭い道での取り回しがしづらい
風によるふらつきが大きく感じられる
燃費性能が軽/コンパクトカーに比べ悪い
営業マンからのアドバイス
「どうしてもSUVが希望なら、重心の低いクロスオーバータイプを選ぶか、先に試乗で風速のある日に高速道路を走ってみましょう。」
2. エアコン非装備の旧型モデル
売りにくい理由
沖縄の夏は高温多湿。旧車や安価な軽自動車でエアコンが効きにくい、あるいは装備自体がないモデルは最初から候補に入りにくい傾向があります。
購入後すぐに高額なAC修理費用がかかる恐れ
試乗時に「暑い」「ムシムシする」と評価が厳しい
営業マンからのアドバイス
「エアコン性能が心配な場合、試乗前に冷房を最強に設定し、しばらく動かして状態をチェックしてください。ACがダメなら交渉材料になりますよ。」
3. 大きすぎるミニバン
売りにくい理由
子育て世代に人気のミニバンですが、ランドクルーザークラスやアルファード/ヴェルファイアなどの大型サイズは、沖縄の住宅街では駐車スペースに収まらないケースが発生します。
狭い駐車場/ガレージへの出し入れが大変
路肩や路地で他車とのすれ違いに苦労
トータル維持費(税金・保険・燃費)が高い
営業マンからのアドバイス
「ファミリー向けでも、コンパクトな3列シートタイプ(例:セレナ・ウィッシュ・ステップワゴン)が実用的です。」
4. 黒・濃色ボディの小型車
売りにくい理由
黒や濃い色は日差しを吸収して車内温度が上がりやすく、また洗車・メンテの手間もかかるため、沖縄では敬遠されがち。「白やシルバーが無難」と選ぶお客様が多いのです。
夏場の車内温度が高くなる
小傷や汚れが目立ちやすい
洗車回数・ワックスがけの頻度が増える
営業マンからのアドバイス
「濃色が好きなら、CCLコーティングや撥水ガラスコーティングで表面保護を提案すると興味を持たれます。」
5. 低グレード/装備少なめの軽自動車
売りにくい理由
軽自動車は人気ですが、オーディオレス・パワーウインドウなし・マニュアルエアコンなど、装備が貧弱な低グレードは試乗満足度が低く、即決に繋がりにくい傾向があります。
快適装備がない → 売り場での印象が薄い
子育て世代には「不便」と評価されがち
営業マンからのアドバイス
「低グレードでも、+5〜10万円で上位グレードにアップするメリットを伝えると、装備重視の家族層には響きます。」
まとめ
沖縄ならではの気候・地形・ライフスタイルが、中古車選びの“合う・合わない”を強く左右します。売りにくい車にも必ず理由があり、それを理解すれば「自分に合った一台」を見つけやすくなります。次に中古車を検討するときは、この記事で紹介したポイントを参考に、購入後の後悔を防ぎましょう!
nexus U-Car|沖縄の中古車探しは全軽自動車撥水ボディガラスコーティングサービスのネクサスユーカーへ
所在地 : 〒901-0306 沖縄県糸満市西崎町3-7-7
連絡先 : 098-994-5000
営業時間 : 9:30 〜 18:30
休日 : 土日/祝日