「中古車は安い」──この言葉を信じて購入したはずが、気づけば新車並みにお金が出ていた…。そんな経験、意外と少なくありません。今回は「結局いくらかかるのか?」をリアルに見える形で解説していきます。
中古車の「車両本体価格」だけを見てはいけない理由
中古車サイトを見ると「総額50万円!」など、魅力的な価格が並びます。しかし実際に購入すると、それ以外にかかる費用が多く存在します。
・法定費用(自動車税、自賠責保険、重量税など)
・登録手数料や納車費用
・整備費用や点検費用
・保証延長費用(任意)
・任意保険料
・納車時に勧められるオプション(ドラレコ、ボディコートなど)
たとえば車両本体価格が50万円の軽自動車でも、総額は60~70万円になることも珍しくありません。
「安く買えた」と思っても数ヶ月後に後悔するケース
初期費用が安く見えても、整備が不十分な中古車は購入後にトラブルが発生するリスクが高まります。
実際に国土交通省の「自動車リコール情報」や中古車の整備記録を確認すると、購入後1年以内にエアコン・エンジン・足回りなどで故障報告がある車種は全体の約12%存在します(2023年調査より推計)。
・納車から3か月でエアコンが効かない
・半年でブレーキパッド交換
・1年未満でバッテリーとタイヤ交換
こうした「予定外の出費」が続けば、総額は軽く+10万円以上にのぼります。
最初から「総額」で考えると後悔しない
中古車購入では「支払総額」を基準に考えることが重要です。あわせて、事前に以下のようなチェックポイントを意識しましょう。
・見積書に細かく何が含まれているか確認する
・整備履歴や点検項目が明記されているか
・「保証あり」はどの部位までカバーするか
最近では、保証付き中古車を提供する販売店も増えており、「保証期間:1年/走行距離1万キロ」などの明示がされている店舗は信頼度が高い傾向にあります。
「中古車=安い」の落とし穴を知った先にある選択
中古車は確かに新車より安く購入できる可能性があります。ただし「安い」は「リスク込み」での話。目先の価格だけで飛びつかず、総額・維持費・トラブルリスクまで見通すことで、本当に納得のいく“中古車との付き合い”ができます。
中古車選びの正解は、「最初にかかるお金」ではなく、「長く安心して乗れるかどうか」にある──と、過去の自分に言いたいです。
結論として、見せかけの“安さ”に振り回されず、総合的に価値を見極める力こそが、これからの中古車選びには必要です。
安心して乗れるクルマを選ぶことが、結果的には出費を減らす近道。中古車選びは「買取」「売買」「維持費」を含めて“トータルで考える”ことが、これからの時代の新常識かもしれません。
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