クルマのトラブルは、いつどこで起きるかわかりません。特に中古車に乗っていると「突然のバッテリー上がり」「タイヤのパンク」「大雨での視界不良」など、思わぬ場面で困ることがあります。
そんなとき、「この機能があって本当に良かった」と思える装備があるのも事実。今回は実際のトラブルを想定しながら、「あって助かった」と感じる中古車の装備を3つに絞って紹介します。
ジャンプスタート機能付きバッテリー(ジャンプスターター)
突然のバッテリー上がりは、中古車に限らず新車でも起こり得るトラブルのひとつ。JAFによると、2023年度のロードサービス依頼の第1位は「バッテリー上がり」で、全体の約37.9%を占めています。
この対策として便利なのが、ジャンプスタート機能付きのポータブルバッテリー。近年では軽自動車にも標準搭載されるケースが増えています。
・モバイルバッテリーとしても使える
・USBでスマホ充電も可能
・夜間でも扱いやすいライト付きも多い
もしもの時に自力でエンジンを再始動できれば、保険会社やロードサービスの到着を何十分も待たなくて済みます。私自身、山間部でのトラブル時にこの装備に助けられたことがあります。
パンク修理キット+スペアタイヤ
近年、軽量化や燃費向上のためにスペアタイヤを搭載しない車種が増えていますが、地方や高速道路での走行時には不安が残ります。
「パンク修理キット」があるだけでも応急処置ができ、最寄りの修理工場まで自走が可能になることもあります。特に以下のようなポイントは押さえておきたいところです。
・修理キットの使用期限はおよそ4〜6年
・新品に交換できる中古車を選ぶと安心
・スペアタイヤ付きなら、より確実な対応が可能
沖縄のように舗装が荒れた道が多いエリアでは、特にこの装備の有無が“出費の差”に直結します。
LEDヘッドライト+フォグランプ
悪天候や夜道での視界不良は、大きな事故のリスクにもつながります。中古車選びでは「LEDヘッドライト」や「フォグランプ」など、視界確保に直結する装備のチェックが重要です。
・LEDは寿命が長く、約2万時間以上
・ハロゲンに比べて明るさは1.5倍〜2倍
・雨や霧の多い地域ではフォグランプが必須
中古車市場でも、年式が2015年以降のモデルならLEDライトが標準装備されているケースも増えています。夜間の急なトラブルや大雨での走行時、「見える」安心感は何ものにも代えがたいものです。
備えがあれば出費も抑えられる
こうした装備があるかないかで、トラブル時の「精神的負担」「金銭的負担」が大きく変わってきます。例えばバッテリー上がりで業者を呼べば5,000円前後、パンク時のレッカーで数万円という出費も現実的にあります。
中古車を選ぶ際、つい走行距離や年式、見た目ばかりに目が行きがちですが、「いざという時に助けになる装備」を備えているかどうかも、賢い選び方のひとつです。
自戒も込めて言うなら、「備えたつもりだった」では遅いこともあります。これから中古車を購入される方には、ぜひ今回ご紹介した装備があるかをチェックしてみてください。
それが結果的に、「トラブル時に出費を抑える近道」になると、私は考えています。
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