車のカタログで「サンルーフ付き」と書かれていると、なぜかちょっと惹かれてしまう。それが中古車でも同じです。けれど実際、買った後に「意外と使わなかった…」という声も少なくありません。今回は中古車購入時にサンルーフ付き車を選ぶべきかどうか、冷静に考えてみます。
サンルーフの“本当の価値”とは
サンルーフは元々、高級車のイメージを強める装備として人気がありました。開放感や換気性能が魅力ですが、実際に開けて走る場面は年に何回あるでしょうか?
・晴れた日に風を感じるのは気持ち良い
・車内に自然光が入ることで空間が広く感じる
・換気がしやすくなる(特に停車中)
確かに魅力はあります。ただし、「あったらいいな」程度の装備でもあります。
サンルーフ付き中古車の“売買”相場
国産車の場合、サンルーフ付きの中古車は車種にもよりますが、同一グレードで比べると5万〜10万円程度高く売買される傾向があります。
一方でサンルーフ付きは流通台数が少ないため、特に人気のSUVなどでは「サンルーフ付き=希少=高くても売れる」となることも。
・人気車種×サンルーフは中古車市場でも強い
・逆に需要の少ない車種では“無意味な装備”になることも
つまり「中古車市場での価値」は車種次第というわけです。
気になる“劣化”や“雨漏り”のリスク
年数が経過した中古車で気になるのが、サンルーフのゴムパッキン劣化や水漏れ。とくに沖縄のような高温多湿・台風地域では要注意です。
・パッキンの劣化→雨漏りの原因に
・レールやモーターの故障→開閉できないリスク
・整備や修理の費用が意外と高い(目安3〜7万円)
このように「中古車×サンルーフ」ではメンテナンスの懸念がつきまといます。
実際に“使っている人”の声は?
SNSやレビューを見ると、「あって良かった」という声と「全然使ってない」が半々という印象です。
・「夜のドライブが楽しい」「子どもが喜ぶ」
・「日差しがまぶしい」「開けたことがない」
このあたりのリアルな声を参考にしつつ、自分のライフスタイルに本当に合っているかどうか、しっかり検討すべきです。
「サンルーフ」は“感性”で決めていい
中古車選びでサンルーフをどう見るか。それは「実用装備」ではなく「感性装備」と考えるのが近いでしょう。
・「あえて選ぶ」なら価値あり
・「どっちでもいい」なら、あえて選ばなくていい
中古車で後悔しない選び方とは、必要なものにお金をかけ、使わないものに無駄をしないこと。その視点で見れば、サンルーフが「自分にとって価値ある装備か」が見えてくるはずです。
自分の選択が、“得”を生む未来へ
車は毎日使う相棒です。だからこそ、迷ったら「得するか?」を基準に考えてください。サンルーフもまたその1つ。
「装備にお金をかけた分、生活が楽しくなるか?」
中古車選びはそういう“問い”の積み重ねです。あなたにとってベストな1台が、無駄のない未来を連れてきてくれるはずです。
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