中古車を購入してしばらくすると、「車内がカビ臭い」と感じることがあります。特に沖縄のように湿度が高い地域では、車内のカビ臭はよくあるトラブルのひとつです。放置すると健康にも悪影響が出る可能性があるため、原因を知り、早めに対策をとることが大切です。
車内カビ臭の正体とは
車内のカビ臭の大半は「エアコン内部のカビ」が原因です。エバポレーターという部品に水滴がたまり、湿気が残ることでカビや細菌が繁殖します。国土交通省の報告でも、車内空調系統は湿度が高くカビが発生しやすいと指摘されています。中古車はすでに使用年数が経っており、清掃やフィルター交換が十分にされていない場合が多いため、臭いが出やすいのです。
さらに、フロアマットやシートに水分が染み込んだまま放置された場合も、カビ臭の原因になります。沖縄ではスコールや台風で車内が濡れる機会が多く、乾燥が不十分だと発生しやすくなります。
中古車のカビ臭を解消する方法
・エアコンフィルターを交換する(1年または1万kmごとが目安)
・エアコン内部を専用洗浄スプレーで清掃する
・フロアマットやシートを天日干しし、湿気を取り除く
・除湿剤や炭などを車内に設置して湿度を下げる
・エアコン使用後に送風運転を数分行い、内部を乾燥させる
これらを実践することで、車内の空気が一気に変わります。特に「エアコンフィルター交換」は費用が数千円程度で済み、もっとも効果的な対策です。
カビ臭を放置するリスク
・不快な臭いで同乗者にも悪印象を与える
・カビや細菌を吸い込むことでアレルギーや呼吸器系への悪影響が出る可能性
・中古車の売買や買取時に「臭いのある車」として評価が下がる
中古車の査定では「車内の状態」も重要視されます。臭いが強いと、クリーニング費用分が査定額から差し引かれることもあるため、早めに対策することが結果的にお得につながります。
まとめと自分の意見
車内のカビ臭は「中古車だから仕方ない」ものではありません。原因を理解して適切に対処すれば、清潔で快適な空間を取り戻すことができます。過去の自分にも言いたいのですが、臭いを芳香剤でごまかすのではなく、根本的な原因であるエアコン内部の清掃を優先すべきです。
私の考えとしては、「定期的なフィルター交換と湿気対策を習慣化すること」が最も重要です。これを続ければ、中古車であっても快適に乗り続けられる未来が手に入り、買取や売買のときにも有利になります。
nexus U-Car|沖縄の中古車探しは全軽自動車撥水ボディガラスコーティングサービスのネクサスユーカーへ
所在地 : 〒901-0306 沖縄県糸満市西崎町3-7-7
連絡先 : 098-994-5000
営業時間 : 9:30 〜 18:30
休日 : 土日/祝日