「中古車を買うなら100万円以内に抑えたい」
そう考える方は少なくありません。実際に中古車サイトを見ても、軽自動車を中心に“100万円以下”の車は多数並んでいます。
では、その価格帯の車は“買い”なのでしょうか?それとも“避けた方がいい”のでしょうか?
今回は、中古車価格100万円のラインを基準に、購入する際の注意点と選び方をわかりやすく解説します。
100万円以下の中古車が多い理由
全国の中古車市場を見ると、100万円以下の車は全体の約35%を占めています(一般社団法人日本自動車販売協会連合会 2024年調査より)。
この価格帯の車が多い理由は以下の通りです。
・軽自動車やコンパクトカーなど、需要の高い車種が多い
・新車価格が低いモデルの中古流通が進んでいる
・年式や走行距離が増えた車が市場に出回っている
つまり、“100万円以下”というのは「中古車市場のボリュームゾーン」と言えます。
価格を左右する主な要因
中古車の価格は単純に年式や走行距離だけでは決まりません。
以下のような条件も大きく影響します。
・車検の有無(残っていれば10万円前後の価値)
・修復歴の有無(修復歴ありは10〜20%安くなる傾向)
・人気色・グレード(白・黒・シルバーは人気が高い)
・装備(ナビ・バックカメラ・ドラレコなどの有無)
同じ車種でも、状態や装備内容によって最大で30万円以上差がつくこともあります。
100万円以下の中古車を選ぶ際の注意点
安い中古車を選ぶときに、必ず確認すべきポイントがあります。
・「整備費用込み」かを確認:表示価格が“車両本体のみ”の場合、納車整備費・保証料などで最終的に20万円近く上がることも。
・走行距離10万km以上は要注意:エンジンや足回り部品の交換時期が近い可能性があります。
・保証の有無を確認:保証なしだと、納車後のトラブル修理がすべて自己負担になります。
特に“総額表示”が義務化された現在でも、車両価格だけを見て即決するのは危険です。
「安くても良い車」は確かに存在する
では、100万円以下の中古車はすべてダメかというと、そうではありません。
むしろ、用途や目的を明確にすれば“当たり車”を見つけることができます。
たとえば…
・通勤や買い物など、短距離中心の人
・2台目としてセカンドカーを探している家庭
・軽自動車を探している人
こうした方には、100万円以下の中古車は非常に“現実的な選択”です。
燃費が良く、税金も安く、維持費を抑えられるというメリットがあります。
筆者の考え
私はこれまで何百台という中古車を見てきましたが、100万円以下でも「買って良かった」と思える車は確実にあります。
ただし、その条件は明確です。
・販売店がきちんと整備していること
・保証が付いていること
・走行距離や年式のバランスが取れていること
逆に言えば、価格だけで判断すると“安物買いの銭失い”になります。
車は「買って終わり」ではなく、「乗ってからがスタート」。
100万円以内でも、信頼できる販売店を選ぶことで長く快適に乗ることが可能です。
まとめ
・100万円以下の中古車は市場全体の約3分の1を占める
・年式や走行距離だけでなく、整備内容や保証の有無を確認
・短距離利用や2台目にはコスパ抜群
・信頼できる販売店を選ぶのが最重要
“100万円以下=安い”ではなく、“自分の使い方に合っているか”がポイントです。
賢く選べば、100万円以下でも安心して乗れる一台に出会えます。
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