沖縄で中古車に乗るなら、「洗車=見た目」だけじゃ足りません。自戒も込めて言うと、サビは“気づいた時点で負け”になりがちです。
結論はシンプルで、下回りを先に流して、早めに乾かして、周期を守る。これだけで、数年後の状態が変わります。
サビの正体は「雨」より「塩+湿気」
沖縄は高温で多湿な気候が特徴で、雨の多い時期もあります。気象庁の解説でも、沖縄(那覇)は年中あたたかく湿り気が多く、梅雨や台風時期に雨が増える傾向が示されています。
ここに「海のちかさ」が加わると、車体に塩分がつきやすくなり、サビが進みやすい環境になります。メーカーの取扱説明書でも、塩分などが付着した時は早めの洗浄がすすめられています。
やりがちNG洗車3つ
・ボディだけきれいにして、下回りを流さない
・洗車後に水滴を残したまま放置する(特にドアのすき間、給油口まわり)
・海辺に行ったのに「雨で流れたでしょ」と洗わない
中古車は新車より“すき間”が増えやすいので、ここを放置するとサビのスタートが早くなります。
結論:錆びない洗車は「順番」が9割
おすすめの順番はこれです。
・最初に下回り(タイヤハウス内、サス周り)を水でしっかり流す(目安3〜5分)
・次にボディを上から下へ洗う(泡→すすぎ)
・最後に“すき間の水”を飛ばす(ふき取り+ドアを開けて軽く水切り)
・仕上げは「乾かす」:走行10分 or 風通しの良い場所で30分が目安
ポイントは、下回りを最初にやること。ボディを先に仕上げると、あとで下回りの汚れ水が跳ねて台無しになりがちです。
頻度の目安:沖縄は「イベント洗車」が効く
気象庁の平年の解説でも、沖縄は梅雨・台風で雨が増えやすい時期があります。
だからこそ「カレンダー洗車」より「条件洗車」が強いです。
・ふだん:1〜2週間に1回(短時間でも下回りだけでOK)
・強い雨のあと:翌日〜2日以内に下回りを流す
・海辺・海沿いを走った日:できれば当日〜翌日に洗う(早いほどいい)
時間がない日は、下回り5分だけでもやる価値があります。
仕上げで差がつく「サビ予防」3つ
・簡易コーティング(スプレー系):1回10〜15分、数週間〜1か月のイメージ
・固形ワックス:少し手間だが、雨はじきが良くなり水残りが減る
・下回り防錆:海ちか・通勤で海沿いが多い人ほど効果が出やすい
ここは正直、沖縄だと**「何もしない」より「薄くでも守る」ほうが勝ち**だと感じます。中古車は塗装も樹脂も年数で弱るので、守りに回った方が結果的にお金が残ります。
中古車で必ず見る「赤サビチェック」5か所
・マフラー、タイコ(排気の太い筒)
・足回りのボルト、ナット(頭が茶色い粉をふく)
・タイヤハウスの内側(砂がたまりやすい)
・ドア下のふち、ステップの内側
・リアゲートの下、給油口のふち
表面がうすく赤いだけなら手当てで止まることもあります。逆に、黒っぽく盛り上がるサビや、触るとボロっと落ちるサビは要注意です。
この洗車を続けると、どんな未来があるか
・同じ中古車でも「年式のわりにきれい」と言われやすくなる
・車検や点検で、サビ由来の追加整備が出にくくなる
・将来の買取・売買で、写真と現車のギャップが減って話が早い
中古車は“きれいなまま乗った人”が最後に得します。
まとめ:今日からやるならこの3つ
・下回りを最初に流す
・洗車後は水を残さず、乾かすまでがセット
・海沿い・大雨のあと=翌日までに下回り5分
沖縄で中古車を長く気持ちよく乗るなら、派手な裏ワザよりこの基本がいちばん効きます。
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