「エアコンをつけても冷たい風が出ない」
「走行中は効くのに、停車するとぬるい風が出る」
「風量が弱く、車内がなかなか涼しくならない」
夏場のドライブや渋滞中にエアコンが効かないと、快適な運転ができません。エアコンの不調にはさまざまな原因がありますが、正しい対処をすれば改善できることが多いです。
この記事では、車のエアコンが効かない原因とその解決策を詳しく解説します。
1. 車のエアコンが効かない主な原因とは?
エアコンの効きが悪いと感じる場合、以下のような原因が考えられます。
1-1 冷媒ガス(エアコンガス)の不足
冷媒ガスが不足すると、冷却効果が弱まる
長年使用していると自然に減少する
・対策
エアコンガスを補充する(目安:2〜3年に1回)
ガスが漏れている場合は修理が必要
1-2 エアコンフィルターの汚れ
フィルターが詰まると、風量が弱くなり冷えにくくなる
ホコリや花粉、排ガスの影響で目詰まりを起こす
・対策
1年に1回、または10,000kmごとにフィルターを交換する
エアコンの使用頻度が高い場合は、半年ごとのチェックが理想
1-3 エバポレーターの汚れや詰まり
エバポレーターが汚れると冷却効率が低下する
カビや菌が繁殖し、エアコンの嫌な臭いの原因にもなる
・対策
エバポレーターの清掃を行う
専用のクリーナーを使って内部を除菌
1-4 コンプレッサーの不具合
エアコンガスを圧縮する役割を持つコンプレッサーが故障すると、冷却できなくなる
作動音が異常に大きい場合は要注意
・対策
エアコンのスイッチを入れたときにコンプレッサーが作動しているか確認
異音や振動がある場合は修理または交換を検討
1-5 エアコンのスイッチや電気系統のトラブル
エアコンのスイッチや温度調整ダイヤルが故障していると、適切に動作しない
ヒューズが切れている場合も冷風が出なくなる
・対策
エアコンの設定温度を確認し、最も低い温度に設定する
ヒューズが切れていないかチェックし、交換する
1-6 冷却ファンの故障
停車時や低速走行時にエアコンが効かない場合、冷却ファンの不具合が原因の可能性がある
ファンが作動していないと、エンジンの熱がこもりエアコンの効きが悪くなる
・対策
エンジンをかけた状態で、冷却ファンが回っているか確認
ファンが回らない場合は、モーターやリレーの点検が必要
2. エアコンの効きを良くするメンテナンス方法
エアコンのトラブルを防ぎ、快適な車内環境を維持するために、以下のメンテナンスを定期的に行いましょう。
2-1 エアコンガスの補充
2〜3年に1回補充すると冷却効果を維持しやすい
ガス漏れの有無をチェックし、必要なら修理
2-2 エアコンフィルターの定期交換
1年または10,000kmごとに交換
ホコリや花粉が多い環境では早めの交換がおすすめ
2-3 エバポレーターの清掃
1年に1回、エアコン内部のクリーニングを行う
消臭・除菌スプレーを使用して菌の繁殖を防ぐ
2-4 コンプレッサーの作動確認
エアコンをつけたときに異音がしないかチェック
異常があれば早めに点検・修理を依頼する
2-5 冷却ファンの動作確認
エアコン作動時にファンが正常に回っているか確認
ファンが回っていない場合は、リレーやヒューズをチェック
3. まとめ:エアコンの効きが悪いときは早めの対策を
エアコンが効かなくなる原因はさまざまですが、
・冷媒ガスの不足
・フィルターの汚れ
・エバポレーターの詰まり
・コンプレッサーの不具合
・冷却ファンの故障
といった点をチェックすると、原因を特定しやすくなります。
早めの点検とメンテナンスで、快適なドライブを楽しみましょう。
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