朝8時。
今日もギリギリで目覚める。
昨日の夜、「明日こそ早く出よう」って心に誓ったのに、気づけばおにぎり片手に制服着て玄関を飛び出していた。
しかも今日は車が出払っていて、移動手段は——
ママチャリ。
そう、買取スタッフの朝は“ペダル”から始まる。
9:30 一件目の査定へGO!
お客様のところへ到着。
汗びっしょりの顔をタオルで拭きつつ、笑顔でご挨拶。
「この車、買って5年目なんだけど、結構乗ってるよ〜。でもキレイでしょ?」
おぉ…これはなかなかの美車。
走行距離も3万キロ台、禁煙車、そして内装ピカピカ。
こういう車は高くつけたくなる。
ただひとつ問題が。
下回り、サビてる。沖縄あるある。
とはいえ、正直にお伝えして、納得していただけたのはありがたい。
「誠実な対応で安心したよ〜」の一言で、チャリの疲れが吹き飛ぶ。
12:00 昼休憩。自販機前にて。
今日は移動が多いので、近くの自販機前で立ったままおにぎりタイム。
スマホで次のお宅の地図を確認していると、社内チャットに連絡が。
「午後イチ、予約追加で入ってるよ〜!急ぎでお願い!」
チャリにまたがりながら思う。
これが“売れる会社”の宿命なのかもしれない(たぶん違う)
14:00 二件目は“思い出まみれ”の車
次のお客様は、子育て世代のご夫婦。
出てきたのは、走行距離18万キロオーバーのVOXY。
「家族旅行も、運動会も、全部この車だったなぁ」
そう言いながら、奥さまがトランクを名残惜しそうに撫でている。
これは数字以上のストーリーが詰まった一台。
「状態的には再販は難しいですが、輸出向けで評価できますよ」とご説明しつつ、
心の中では「ありがとうVOXY」とつぶやく。
17:30 帰社。そして意外な敵が
夕方、ようやく会社に戻る。
ヘルメットを脱ぐと、スタッフに言われる。
「それ、電動チャリじゃなかったの?え、普通のやつで回ってたの!?」
うん、今日は“人力”でした。
その夜、足がつって目が覚めました。
(ママチャリなめたらあかん)
まとめ:査定の裏には、走る汗と、止まらぬ想いがある。
車を売ることは、数字だけで決まるものではない。
お客様の想いも、スタッフの汗も、そこに詰まってる。
1件1件、想いと一緒に向き合うのが私たちの仕事。
そして明日もまた、ペダルをこぎながら、誰かの物語に出会いに行くのです。
nexus U-Car|沖縄の中古車探しは全軽自動車撥水ボディガラスコーティングサービスのネクサスユーカーへ
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