~思わず社内で語り継がれるレジェンド査定話~
あれは、忘れもしない梅雨入り直前のある午後。
「査定1件お願いします〜」と営業所に届いたLINE通知。
普通の1件だと思って、軽い気持ちで向かったわけです。
まさかその日が“伝説のはじまり”になるとは、誰も思っていませんでした…。
【伝説のはじまり】
現場に到着すると、お客様は70代の男性。
そしてそこにあったのが——1999年式・トヨタ・カローラセダン(MT車)。
内心、「これは…正直、値段がつかない可能性もあるな」と思いつつも、エンジンをかけると……。
ブルンッ!
一発始動。
しかも走行距離は、なんと28,000km。
え!?20年以上経っててこの距離!?と目を疑う。
聞けば、
「近所の商店行くくらいしか乗らんかったさ〜。毎月1回はオイルも替えてるし、タイヤも1年おきに替えてるよ」
とのこと。
「マジか…整備書類も全部あるし、ガレージ保管だし…」
【社内の空気が一変】
とりあえず本社に連絡して、査定情報を入力。
その瞬間、隣のスタッフが画面を見て一言。
「……えっ?えっ!?それ本当!?」
ざわつく査定班。
「令和じゃなくて平成の奇跡だ」
「ついに出たか、買取の神様案件」
そんな声が飛び交い始める。
社内チャットにも、「見てこれ↓↓↓」「すげーなこれ」などのスクショが飛び交い、気づけば全拠点で話題に。
“買取の神様”の名がこの車に授けられました。
【査定額は?】
さて、気になる査定額。
年式だけ見れば値はつきにくいモデル。
でもこれだけ状態が良ければ別格。
海外の輸出市場での需要も含め、
査定額:26万円!
お客様、びっくりして何度も聞き返してきました。
「えっ?2万6千円?……じゃなくて、26万!?うそでしょ!?」
【伝説は受け継がれる】
この話、今でもスタッフ間で語り継がれています。
「何が起こるかわからない。それが中古車査定」
という言葉が、少しだけ名言っぽく聞こえるようになったのは、この日からです。
まとめ:買取って、ただの作業じゃない。
我々の仕事は、“車の状態”だけじゃなく、“車の人生”を見て判断することでもある。
このカローラのように、年式では測れない価値が眠っていることもあるんです。
今日も、どこかに“第二の買取の神様”が現れるかもしれません。
そんな一台と出会える日を楽しみに、私たちは現場へ向かっています。
nexus U-Car|沖縄の中古車探しは全軽自動車撥水ボディガラスコーティングサービスのネクサスユーカーへ
所在地 : 〒901-0306 沖縄県糸満市西崎町3-7-7
連絡先 : 098-994-5000
営業時間 : 9:30 〜 18:30
休日 : 土日/祝日