1. 事故歴あり=買い取り不可?そのイメージはもう古い
「事故車は値段がつかない」
そんなイメージ、まだ持っていませんか?
たしかに10年前までは、事故歴ありの車は“値崩れ確定”と言われていました。
ですが、現在は事情が大きく変わっています。再販ルートの多様化、修復技術の向上、そして輸出市場の拡大により、事故歴ありでもしっかり値がつく時代になっているんです。
沖縄県内でも、事故歴ありの軽自動車に10万円以上の買取価格がついた事例は珍しくありません。
2. そもそも「事故歴」とは何を指すのか?
よくある勘違いが「バンパーこすっただけでも事故歴になるんでしょ?」という声。
実は、査定基準においての「事故歴」とは“車の骨格(フレーム)に損傷があり、それを修復した履歴”のことを指します。
たとえば以下のようなケースは事故歴にはなりません。
バンパー交換のみ
フロントガラスの交換
ドアの軽いへこみ修理
逆に、フロントクロスメンバーやピラー部の修復があると「修復歴あり」として扱われます。
3. プロ査定士がチェックしているポイント
査定士が事故歴のある車を見るとき、ただ“フレームが直されたか”だけを見ているわけではありません。
修復の程度が軽度か重度か
走行に支障があるかどうか
まっすぐ走るか、異音はないか
修理記録や工場の信頼性
これらを総合的に見て、「再販できるかどうか」「輸出向けか国内再販か」などを判断します。
つまり、事故歴ありでも“キレイに直っていれば価値がある”というのが今の常識です。
4. 再販ルートがあるからこそ値がつく
事故歴ありの車でも値段がつく理由の一つが、販路の多様化です。
国内の再販業者:価格を抑えたいユーザー向けに事故歴車を需要ありとして仕入れ
海外輸出業者:修復歴を気にしない国・地域で高く売れる
部品取り目的の業者:走行可能であればエンジンや内装部品に高値がつく
沖縄では特に東南アジア向けの輸出が盛んで、事故歴車でも“走ること”が重視される市場が多いため、買取価格にポジティブな影響があります。
5. 売るときにやるべき3つのこと
#正直に申告する
事故歴を隠すと、後日発覚時に価格が下がるどころか、買取自体がキャンセルになる可能性があります。
#修理記録を用意する
どこでどんな修理を行ったかが分かると、評価が安定しやすくなります。
#再査定を複数社で
事故歴車に強い販路を持つ店舗とそうでない店舗では、価格差が10万円以上つくこともあります。
「事故歴=価値ゼロ」はもう昔の話
中古車市場では「事故歴=即マイナス評価」の時代は終わりつつあります。
もちろん修復の程度や再販先によって価格差は出ますが、今はきちんと情報を提示すれば、納得の価格で手放せる時代です。
沖縄で事故歴のある車を売るなら、誠実に伝え、専門の販路を持つ業者と相談することが、最大の価値を引き出すコツです。
nexus U-Car|沖縄の中古車探しは全軽自動車撥水ボディガラスコーティングサービスのネクサスユーカーへ
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