中古車を選ぶ際に「燃費がいい車が一番」と考えていませんか?確かにガソリン代の高騰もあり、燃費は気になるポイントです。しかし、燃費「だけ」で選ぶと、実は思わぬ後悔につながることがあります。
今回は中古車販売の現場でよく聞く“燃費重視で選んだ人の失敗例”と、そこから学べる賢い車選びのコツをお伝えします。
【体験談】燃費に惹かれて選んだ結果…
ある40代のお客様が、「燃費が良いと評判のコンパクトカー」を購入しました。確かにカタログ値ではリッター30km近く。しかし実際の使用環境では、リッター18kmほどしか走らず、期待していたほどの燃費にはなりませんでした。
それだけではありません。
長距離運転が多く、車内が狭くて疲れる
荷物があまり積めず、趣味のアウトドアに不便
高速走行でパワー不足を感じる
こうして、数年後には買い替えを検討することに。「燃費だけで選んだ自分が浅はかだった」とのことでした。
燃費重視の落とし穴
燃費の良さは魅力ですが、それだけを基準にすると以下のデメリットが生じます。
車体が軽く小さい分、乗り心地や安全性が犠牲になる
パワー不足で運転がストレスに
家族や趣味の荷物が積めず不便
軽自動車やコンパクトカーは長距離走行に不向きな場合がある
国土交通省の燃費データも、実際の「実燃費」とは異なることが多く、走り方や地域(沖縄などの暑い地域はエアコン使用頻度が高い)で差が出ます。
燃費だけでなく“総合的なコスパ”で選ぶべき理由
燃費の差だけを重視するのではなく、以下の点も含めた総合的なコストパフォーマンスを考えましょう。
・車両価格(中古車の価格)
・維持費(税金、保険料)
・整備・部品交換費用
・使用目的と車両サイズの適合
・買取・売買時のリセールバリュー
たとえば、多少燃費が劣っても、故障しにくくリセールが高い車を選んだ方が、長期的には得になることもあります。
燃費以外の性能をもっと可視化すべき
販売の現場で感じるのは、「燃費の数字だけがひとり歩きしている」という現状です。中古車市場でも、走行性能、乗り心地、安全性能、快適性といった情報をもっと分かりやすく提示するべきだと考えています。
中古車の「売買」は、単なる数字の比較ではなく、「生活の質をどう上げるか」という視点が必要です。
未来を見据えた選び方
もしあなたが中古車を検討しているなら、「燃費が良いか?」ではなく、「この車でどんな生活ができるか?」を想像して選ぶことが重要です。家族の移動、趣味、出張、通勤、すべての場面で満足できる車こそ、真の意味で“コスパの良い車”です。
燃費は大事。でも、それだけに縛られない。
それが、後悔しない中古車選びの秘訣です。
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