「売るクルマ」と「乗るクルマ」は違う?
中古車販売員と聞くと、いつもお客様の相談に乗っている姿を思い浮かべるかもしれませんが、休日はどんな車に乗っているのでしょうか?このテーマ、実は「中古車選びで失敗したくない人」にとって大きなヒントになります。
自分が本当に信頼している車を、自分で使っているのか。これは、商品に対する“本音”が見える部分でもあります。
販売員のクルマ選びに共通する3つの傾向
休日に乗るクルマは、以下のような特徴を持つことが多いです。
・壊れにくい車種を選ぶ
・燃費や維持費が安い
・過去に買い取り依頼が多く、再販価値が高い
たとえば、販売員の間で人気が高いのは「トヨタ アクア」「ホンダ フィット」「スズキ ソリオ」といった国産コンパクトカー。これらは部品が多く流通しており、修理もしやすいのが特徴です。
なぜ高級車ではなく「堅実車」が選ばれるのか
「売ってる側はもっと良いクルマに乗ってると思ってた」という声も聞きますが、実際は違います。なぜなら、販売員は“壊れた時のコスト”や“売る時の価格”まで考えているからです。
ある自動車情報サイトによると、2024年の国内中古車平均流通価格は約141万円。販売員はこの価格帯より下の実用車を選ぶ傾向が強いです。つまり「中古車市場の相場感」に最も敏感な人たちが、自分のために選んだ答えが“堅実な1台”なのです。
そのクルマ選び、参考になる理由
実際に中古車を買う立場になった時、「販売員がどんな車に乗っているか」を聞いてみると良いでしょう。
・なぜその車にしたのか?
・他にどんな候補があったか?
・どこで買ったか?(業販、個人売買、買取店など)
これらの答えには「中古車のプロが考える、良い買い物の基準」が詰まっています。
プロの選択を知ると、未来の失敗が減る
中古車は「見た目」よりも「中身」で選ぶべきです。プロが“休日の足”として選んでいる車は、派手ではないかもしれませんが「壊れにくい」「長く乗れる」「再販しやすい」といった、実用面では非常に優れています。
プロの選択を真似することで、買取時の損を減らせたり、維持費を抑えられる未来が手に入るかもしれません。
「好き」で選ぶのもいい。でも…
私自身、車選びには「気に入るデザイン」や「走っていて楽しいか」といった感覚も大切にしたいと思っています。でも、毎年数百台の車と関わる販売員が、あえて地味な中古車を選んでいる理由には、やはり耳を傾ける価値があると思うのです。
とくに沖縄のように塩害や紫外線の影響を受けやすい環境では、「プロの判断基準」はますます参考になります。
中古車販売員の愛車には、ヒントが詰まっている
中古車選びで迷ったときは、ぜひお店の販売員に「あなたはどんな車に乗ってるんですか?」と聞いてみてください。その答えは、ネットの口コミやカタログでは得られない、“本当に得する中古車選び”のヒントになるはずです。
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