中古車を購入したあと、「リコールのお知らせ」が届くことがあります。中には「もう動くから大丈夫」「面倒だから放置」と考えてしまう人もいますが、これは非常に危険です。リコール対応を放置すると、安全面だけでなく法的なリスクや売買時のトラブルにもつながる可能性があります。今回は、中古車のリコール対応を放置した場合に起こることを分かりやすく解説します。
リコールとは何か
リコールとは、メーカーが安全上の欠陥や基準不適合を発見した際に、国土交通省の指導のもと無償で修理・交換を行う制度です。つまり「不具合を直して安全な状態に戻すための公式対応」であり、費用は一切かかりません。
国土交通省の公表によると、令和5年度の自動車リコール件数は1,200万台を超えており、年々増加傾向にあります。これは新車だけでなく、中古車として販売された車にも該当するケースが多くあります。
中古車でリコールを放置するとどうなる?
・重大事故につながる可能性がある:ブレーキ、エアバッグ、燃料系統などの欠陥は、走行中の事故を引き起こす恐れがある
・車検に通らないケースがある:特にリコール未実施が記録に残ると、整備工場で指摘を受けることがある
・中古車の売買や買取時に査定が下がる:リコール対応が未実施だと「管理が行き届いていない車」と判断される
・メーカー保証や延長保証が受けられない場合がある
特に沖縄のように湿気や塩害の影響を受けやすい環境では、金属部品や電装系統に不具合が出やすく、リコール対象部品の劣化が早まるケースもあります。
リコール対応の確認方法
・国土交通省の「リコール・不具合情報検索システム」で車台番号を入力する
・ディーラーや販売店に直接問い合わせる
・中古車販売時に整備記録簿を確認し、実施済みかチェックする
車台番号(車検証に記載)さえ分かれば、インターネットで簡単に確認できます。リコールが出ている場合は、販売メーカーのサービス工場で無料修理を受けられます。
まとめと自分の意見
リコール対応は「やるかやらないか」ではなく、「必ずやるべきこと」です。過去の自分にも言いたいのですが、忙しさを理由に後回しにすると、後で大きなトラブルを招くことになります。
私の考えとしては、「無料で安全を取り戻せる機会を逃すのはもったいない」ということです。中古車であっても、リコール修理を済ませることで安心して長く乗ることができます。結果として、事故防止・査定評価アップ・家族の安全確保という3つのメリットが得られる未来が待っています。
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