中古車を買うとき、「車両本体価格」だけで決めていませんか?
実は中古車は「支払総額」で判断しないと後悔する可能性が高いのが現実です。
今回の記事では、実際に中古車を購入した際のリアルな明細を例に、どこにどれだけ費用がかかっているのかを解説します。
車両本体価格だけでは終わらない
たとえば、車両本体価格が80万円のコンパクトカーを購入したとしましょう。
「80万円ならお得だ!」と思いがちですが、最終的な支払総額は100万円を超えることも珍しくありません。
これは「中古車の売買」で発生する諸費用が大きく影響しています。
実際の中古車購入明細
実際にある中古車販売店での明細例を紹介します。
・車両本体価格:80万円
・諸費用(登録費用・納車費用など):8万円
・法定費用(自賠責・重量税・取得税・リサイクル料金など):7万円
・整備費用(12ヶ月点検・消耗品交換など):4万円
・保証料(1年保証):3万円
・希望ナンバー・オプション追加:2万円
合計金額:104万円
つまり、「20万円以上の差額」が発生するわけです。この差を知らずに購入すると「思ったより高くついた」と感じる方も多いのです。
なぜ総額表示が重要なのか
中古車の「売買」や「買取」では、価格表示の仕方に注意しなければいけません。
消費者庁も「支払総額表示」を推奨しており、沖縄のような離島エリアでは、輸送費などさらに別途費用がかかるケースもあります。
総額を確認せずに購入してしまうと、
・車検整備費用が別途発生
・保証なしで後々修理費がかかる
・オプション追加でさらに負担が増える
といったリスクがあります。
総額開示の徹底を
中古車販売店には、「総額をわかりやすく開示する文化」がもっと必要だと考えます。
特に沖縄など地元密着の販売店は、「売買の透明性」を高め、安心して購入できる市場作りが不可欠です。
また、「買取査定」でも総額の内訳や再販時の見積もりなどを正直に伝えることが、顧客との信頼関係に繋がります。
中古車購入は「見える化」で変わる
中古車購入で後悔しないためには、
・見積もりは必ず総額で確認
・保証内容や整備費用の内訳もチェック
・不明点は販売店に必ず確認
この3点を徹底することで、将来の「買取」や「売却」でも納得のいく取引ができるようになります。
未来の自分が「いい買い物をした」と思えるためにも、数字の“裏側”までしっかり確認してから購入することが重要です。
と、過去の自分に言いたい。自戒も込めて、これから中古車を買う方には「支払総額で考えろ」と伝えたいです。
nexus U-Car|沖縄の中古車探しは全軽自動車撥水ボディガラスコーティングサービスのネクサスユーカーへ
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